( ゚д゚) 全然落ちねえなこの関東ソース界のドン…
ブルドックソース(2804)の株を100株だけ買ってみた染井です。
リーマンショック時の経験から下降トレンドで仕込むなら飲食株か安定の通信か不動産収入のある高配当株を監視していました。しかし、ここは信用買いをしてる人が少ないせいか、一向にパニック売りすら起きないという。やだ!?この番犬頼もしい!?
優待権利落ちは3月末なので、もうしばらく待ってから手を出してもよかったのですが、個別株は基本ファンアイテムなのでまあこのタイミングでもいいやと。気長に上がるまで待つとします。割と良い利回りの配当と優待も貰えることだし。期待してるよブルドックソース。
ブルドックソースってどんな会社?
ロゴのブルドックが可愛いソース最大手企業。関東地区で高シェア。傘化にかつてのライバルのイカリソース。
企業スローガンは「食の幸せをとなりに」を掲げており、長年のソース開発の技術を活かしてレギュラーソースだけでなく、ウスターソース、ドレッシング等も販売。家庭用だけでなく業務用も扱っています。ただし比率は8:2ほどと一般家庭の胃袋を掴むことに全力のようです。
昨今は時代の波に取り残されないように健康志向の高付加価値商品なども手掛けるなど意外とフットワークは軽い。
過去にはスティール・パートナーズに敵対的買収を仕掛けられ裁判沙汰になったことのほうが有名かもしれない。最終的には勝訴だったけど、その後もずっと東証二部でくすぶってるあたりどっちがよかったんでしょうかねえ。
ブルドックソースの指標分析
2020年3月4時点
株価 | 1,132 |
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PER | 26.64 |
PBR | 0.74 |
一株配当 | 35.00 |
配当利回り | 3.09% |
売上は長年ほぼほぼ横ばい、営業利益率は年々下降していて成長性は置いてきた…って感じ。ご覧の通り指標はそこまで割安とは言える数字じゃありません。ただ、そのためか優待銘柄にしては高い配当で還元しているようです。まさかの配当性向80%超え。このまま仮に減配無しで権利日まですぎると優待も含めて実質4%を超える利回りになる。
それよりも気になったのは、ここしばらくの新型コロナ騒ぎで市場が上下にジェットコースターな情緒不安定な動きをしているのにブルドックソースは無風を貫いております。我関せずって値動き。なんで他が暴落してるのに年初と変わらない株価なんだ。
そんなわけで、動くとしたら個人よりも大口の気分次第ぽいです。気長に待ちます。
ブルドックソースの株主優待
100株~799株 | 1,000円相当の自社商品 |
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800株以上 | 3,000円相当の自社商品 |
権利付きの3月末日に保有をしていたら自社グループ商品の詰め合わせを頂けます。たこ焼きパーティをアラフォーになってもやっている自分には大変助かる優待です。
ブルドックソースへの感想
ブルドックソースへの思い出といえばやっぱり2007年におきたスティール・パートナーズからの敵対的回収事件。ポイズンピルなんて初めて聞いたよ。
裁判は最終的にブルドックソース側が勝利したものの、支払い費用が膨大でかなり当時の決算はかなり悪くなっていました。その後は安定した業績に戻って騒動は過去の話になりつつありますが、かつての苦い経験からなのか、と株主からの突き上げが怖いのか、配当性向80%超えの大盤振る舞いなのが気になります。大丈夫かほんと?
株主資本比率が50%以上あるのでまだしばらくは大丈夫でしょうが、現状維持で大きく株が上がることもなさそうです。まあ、ヨコヨコでも配当もらえて下がらなければそれで良しなんですが。頼むから減配はためてくれめんす。
以上です。んじゃ、優待が届くまでに我が家のおたふくソースを使い切る作業に入ります。まあ、なぜか我が家には「おたふくソース」しかないんですが(おいい)