上場企業の情報公開支援というニッチな分野を手掛けているプロネクサス。
ライバル企業の宝印刷(現:TAKARA&COMPANY)とプロネクサスの2社で市場を支配している寡占業界のため何も言うことはない。今後も不祥事を起こさないようにコツコツと成長してくれることをお祈りするだけです。
どんな会社?
旧社名は亜細亜証券印刷株式会社。創業1947年と結構老舗。
ディスクロージャー・IRを支援する専門会社。コンサルティング力とシステム開発力を生かしたサービス提供により、適正なディスクロージャーと業務効率向上に寄与。電子開示精度がスタートした2001年以降、上場企業の約6割から定期発注を頂いてます。
最近では財務自動翻訳エンジンに力。理由はおそらく東証一部の四半期決算の英文IR絡み。現時点では一部の企業にのみの要望となってますが、今後有価証券報告書・コーポレートガバナンス・英文株主招集通知まで普及するようになると旨味大?
翻訳精度に関してはIR曰く「他社の自動翻訳に比べて精度が高いものを実現してる」のだそうです。ほんとぅー?
株価
【市場】東証一部
【決算】3月末
記録日 | 株価 | PER | PBR | 利回り |
---|---|---|---|---|
20/7/11 | 1,151 | 倍 | 1.38倍 | 2.78% |
21/7/01 | 1,023 | 17.96倍 | 1.17倍 | 3.13% |
- 20/7/11:直近の決算ではコロナショックの影響は皆無。受注が落ちるわけがないので当然か。
- 21/7/01:狂気の10年ホルダーの優待新設して一時期1,400付近まで上昇。その後はじわじわと調整。いつもの定位置に。
配当
年度 | 中間 | 期末 | 合計 |
---|---|---|---|
17.3 | 11 | 13 | 24 |
18.3 | 13 | 15 | 28 |
19.3 | 15 | 15 | 30 |
20.3 | 15 | 15 | 30 |
21.3 | 17 | 16 | 33 |
配当性向は50%付近。
株主優待
【権利確定月】3月末日
【単元株数】100株より
【優待種類】クオカード
保有年数 | 1年未満 | 1年以上 | 3年以上 | 5年以上 | 10年以上 |
---|---|---|---|---|---|
100株以上 | 500円分 | 1,000円分 | 1,500円分 | 2,000円分 | 3,000円分 |
1,000株以上 | 1,000円分 | 3,000円分 | 5,000円分 | 7,000円分 | 10,000円分 |
優待品クオカード。使いにくいからギフトカードでくだちゃい。
長期ホルダーを獲得したいのか、優待設定がなかなか設定も細かく設けられています。2021年には10年保有者分も新設。10年て。
2021年3月期
6月後半に届きました。保有期間が1年未満のため500円分のクオカードです。
プロネクサスは権利日を跨ぐよりコロコロと転がすほうが気楽そうな値動きしていたので今までは回転させてばかりいたのだけど、コロナ騒動でも経営傾かないし長期保有もありか?と100株保有しておくことにしました。
長期優待10年が設定されたのでめざせ10年するならNISAも悪くないかもしれません。とはいえ、1年未満だと配当と合わせても利回りが2%台。それなら回転し続けてたほうが資金効率的にはよさそうなんですよねえ。まあ100株くらいならいいとしますか。それでも先は長いなあ。