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Channel: 嫁を迎えるまで淡々と
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back number「SISTAR」が、竹内まりや「シングル・アゲイン」に似すぎ問題

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はてなブログ界隈広しとはいえ眼玉を6回もイジった村人はそうはおらんと思うのですが、もしいらっしゃったら眼球トークしたいので連絡下さい!な染井ですこんばんは。

はい、いつもの挨拶終わったので今日の本題。

back numberのSISTARが竹内まりやのシングル・アゲインに似すぎってやつです。ええ、いつの話だって問題。

back numberの印象

今や大人気のback number。

自分の過去の印象では、特徴のないスリーピースバンドでした。

  • flumpoolやグッバイホリディみたいなずば抜けたイケメンがいるわけでない。
  • 賑やかしのピエロも、紅一点のゲスの極み女性も、狼の被り物もいない。
  • 女々しい歌詞をおっさんが歌い続けるという謎のアイデンティティ。

こんな印象しかありませんでした。

にもかかわらず、なぜか自分のiTunesのなかに115曲も占領しています。なんでだ。

back number「SISTAR」

ただ、2015年に発表した「SISTAR」のサビがですね、とても竹内まりやのシングル・アゲインに似すぎてですね。

まあ、聞いてみましょう。

SISTER

SISTER

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

誰がどう聞いても清涼飲料水CMで採用されそうな爽快感のある楽曲です。

ぐう好き。

竹内まりや「シングル・アゲイン」

続いて竹内まりや。(iTunesには登録されてないようでオルゴールアレンジから)

楽曲リリースは1992年と当然こちらのほうが何年も早いです。

シングル・アゲイン Originally Performed By 竹内まりや (オルゴール)

シングル・アゲイン Originally Performed By 竹内まりや (オルゴール)

  • オルゴールサウンド J-POP
  • イージーリスニング
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

お、おう。

( ゚д゚) あうとだ

1.5倍速にするとさらにアウトだ。

個人的には残念

冒頭で茶化した書き方をしたけど、自分はback numberが生み出す音楽は好きだ。

トランシーバー片手にファイヤバード今宵程度はしても良いのでは?ってくらいパッと見のインパクトはないのに、ここまで登りつめてきたことは、レーベルのスタッフもメンバーも、よほど彼等の才能を信じていなきゃできんことよ。

バンドは世の中いっぱいあって、そのなかから作品を多くの人に手にとって貰えてたのは、そりゃタイアップ効果があってかもしれないけど、それでも鳴かず飛ばずなまま終わるアーティストがいるなかで、back numberは曲を提供し続けることが出来た。

売れ線だ、ただの4つ打ちだ、女子供を狙いうちであざとい、って批判するのは簡単だけど、いまのこの音楽が売れない時代に、購買層が好む曲を連続で何度もお出しすることが簡単なわけがない。

純粋にすげえよ。

なので、改めて意識して比べちゃうと、偶然かプロデューサーの指示なのかは分かりませんが、やっぱりまんまだったのは残念。うーん。

おまとめ。これはパクリ?

back numberの歌詞がおっさんのくせに女々しいってのはいいんですよ。

俺はback numberが想定して出している品を好むお客様じゃないのだから。

スイーツ屋に行って、炭火焼き肉を頼んでるようなもんだ。おとなしく退散して家でホルモン食べていろって話だ。客層が違う客に合わせろとか無理難題をいうつもりはさらさらない。

むしろ、彼らからお出しされる料理は嫌いじゃない。むしろ好きだ。

プロは何だかんだリリース期間の都合もあって、いろんなところから食材を掻き集めて調理してるのだろうとは思ってる。でも、客にこれは横流しでは?って感じさせたら調理失敗なのでは?そこで黒魔術や、隠し味のわたがしでうまく調理してお出しするのが、プロのお仕事と思うのよ。

そもそもスタッフもエンジニアも誰一人、似ているって感じなかったの?それとも俺の耳がおかしいだけ?

そんな悶々とした思いを抱いていたら、急に「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」と目の前の大地が隆起をし始めた。頂上には一人の焼けた肌の男が笑顔で立っている。そして俺に手を差し伸べながら囁いたんだ。

「全てを知りたくないか?」

男の口からはその一言だけを告げられた。

しかし、その短い言葉には全てを任せてしまいたくなるような、魔術的な言葉の重みが、含みがあった。導かれるままに彼の手を取った瞬間、彼の姿は光り輝いてマイクに変わった。

「さあ、心の底から歌ってごらん」

突然、頭のなかで声が響いた。そして、どこからともなくストリングスに載せたSISTARのイントロが流れ出した。

歌った、俺は歌った。コード進行だとか、歌詞の意味だとか、何も考えずに音に身を任せて歌った。まるで童心に還ったかのように、全力で歌った。そうか、そうだったんだ、音楽とは、音を楽しむと書いて音楽なんだ。小難しい解説も、理屈も、何もいらなかったんだ。素晴らしい!なんて素晴らしいのだろう!!これが真実だ。これこそが真実だったんだ!!

歌い切ると同時に俺の手の中からマイクが消えていた。同時にドルルルルルルルというドラムロール音が鳴り始め、目の前に数字が浮かんだ。

6 8 点 

あ、俺の耳が悪かったってオチですか。夏の魔物的なものに取り憑かれてましたか。


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