飴、グミ、キャンディを主力に全国に商品を展開する「カンロ」。
この2017年に刷新したロゴが結構好き。飴玉デザイン超可愛い。
かつては飴やキャンディは子どもたちのおやつとしての代表的な地位でしたが、食べ物が豊かになった現代では最盛期のピークを過ぎ、洋菓子、チョコレートだけでなく昨今だと米菓にもその地位を譲った感があります。
それでもカンロは時代の流れにそって健康ブームや機能性食品、医療機関との共同開発など様々な味の飴商品を展開し、その後もグミでも一定の支持層を獲得しています。
カンロとは?どんな会社?
のど飴等のキャンディが主力。三菱商事が販売総代理店。飴主流から現在は飴6割、グミ3割ほどに。グミ商品も収益の柱になりつつある。実際、自分もグミのほうが買う機会が増えてきた。だって食べやすいのだもの。
代表的な商品
- カンロ飴
- 梅のど飴
- ノンシュガー果実のど飴
- 濃い贅沢 金のミルク
- まるごとおいしい干し梅
- ピュレグミ
等々。ハードキャンディ、ソフトキャンディ、グミと糖を扱う商品ならなんでもござい。卸先もスーパー、コンビニ、ドラッグストアと手堅く抑えている商品ばかり。販路を開拓してくれた協力会社には感謝やでえ。
カンロの株主優待
権利確定日 | 12月末日 |
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単元株数 | 100株より |
優待内容 | 自社商品か国連WEP協会への寄付 |
100株以上 | 1,000円相当 |
600株以上 | 2,000円相当 |
1,000株以上 | 3,000円相当 |
株主優待は100株より。内容は当然ながら飴とグミ。長期保有で優遇があるといいんだけどなあ。東証二部からそろそろ脱出しません?
株の指標
20200410
市場 | 東証二部 |
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決算 | 12月末日 |
株価 | 1,371 |
単元数 | 100株より |
一株配当 | 32.00 |
配当利回り | 2.32% |
PER | 13.16 |
PBR | 0.90 |
5年前は1,100円ほどだったのが2018年に2,555をつけて以降は下がり続けてます。現在はコロナショックの一番底で多少リバウンドしてますが、2番底を目指すだろうと思います。やっぱ買値から2倍になったら一度手放すのが正解なのかねえ…
雑感
カンロの歴代商品を確認すると色々とニッチな商品展開もしていたようです。
ただ、かつてのように国民の誰もが手に取るということはさすがにないでしょう。物が増えて選択肢が他にありすぎる。
とはいえ、なんだか風邪で喉が弱ってしまったときについつい買ってしまうのがのど飴。他にも少し口さみしいときには飴をついつい買ってしまいます。
何十年先の未来にどんなお菓子がおやつの座の代表になってるのか私如きでは検討もつきませんが、飴と食べるという習慣が廃れることはないかと思います。まあ、飴玉が王座に座るのはさすがにイメージできませんが、すげー未来に体が機械になったとしても糖はエネルギーの塊。おらっ!栄養だ!ブドウ糖だ!と使われる可能性があるかもしれない。いや、ないか。ないな。どっちやん。
飴は製法特許で縛るのが難しそうで独占できないから簡単に真似されちゃうのかもしれないけど、今更この業界に資本注入して業界首位を狙うようなところもそうはあるめえと気楽に考えてホールドしておきます。商品の販路さえ失わない限りはなんとかなるやろの精神で放置してりゃええねん。こんな銘柄ばっかやで自分。(なぜに関西弁)