優待権利獲得のためには3年継続保有とふざけた政策を打ち出していたキユーピー。
優待狙いの個人株主なんていらねーぜ!と言わんばかりに強気だったのですが、2020年8月に突如方針転換をし、半年保有で優待を貰えるようになりました。
もともと株価はずっと下げトレンド続きだったところにコロナショックで下方修正となってしまったので「ちっ…しゃあねえな…」って感じでしょうか。配当は食品にしては頑張ってたんですがね。個人株主は優待がないと増えないんだなあ。悲しいなあ。
なお、「キューピー」と書くと名前警察が飛んできそうなので「キユーピー」とちゃんとタイピングしたつもりですが、間違えてたらごめんねごめんねー。
キユーピーとはどんな会社?
今更説明不要にマヨネーズの会社。
事業内容はマヨネーズ・ドレッシング等の調味料、たまご加工製品、サラダ・惣菜が柱。売上高では当然マヨネーズがトップだけど、意外にも惣菜が貢献しています。つまり外食産業がダメージを受けると…?
成熟産業のためここ数年の長期計画は未達ばかり。経営陣が悪いというよりここまで巨大化してグローバルに手を出してる以上は成長しろってのが無理かもしれません。
あと知らなかったのが子会社のキユーソー流通システムの売上は本業と並ぶほど稼いでおりました。やはり物流・搬送・外注は今後の時代の鍵なのでしょうか。
他にも子会社にジャムのアヲハタ。こちらは収益的には小さいです。まあそうですよね。家庭用でジャムなんて10年近く買った記憶がない。
キユーピーの株価指標
【市場】東証一部
【決算】11月末
記録日 | 2020/8/9 |
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株価 | 1,902 |
配当 | 40円 |
利回り | 2.10% |
PER | 35.33倍 |
PBR | 1.15倍 |
2020年8月:昨年の2月のコロナショック初動で下げまくっていたので調べていたら優待権利条件が継続3年でないわーそりゃないわーと監視だけしていたら優待条件が緩和されたので改めて。しかしいくら巣ごもり需要があってもコロナで外食やられてるなかではなあ…
キューピーの株主優待
【権利確定月】11月末日
【単元株数】100株より
【優待種類】自社グループ商品
優待内容
保有年数 | 6ヶ月以上 | 3年以上 |
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100株以上 | 1,000円相当 | 3,000円相当 |
500株以上 | 1,500円相当 | 5,000円相当 |
※継続保有なので注意
100株でも総合利回りは3%に届かず。安定するまでは優待目当てではきついですねえ。