米倉涼子さんが出演をされている楽天モバイルのCM。ご覧になられた方は多いかと思われます。
内容は米倉さんが演技力全開で熱演というか喋ってるだけなのですが、これがなかなかうるさい。昼間からこれはやかましいです。というかうざい。
いい加減にしろよ三木谷…と不快指数でバベルの塔を建築できそうです。しかし、何がここまで神経を逆撫でするのか自分なりに分析をしてみました。
冒頭のブランド紹介がもはや雄叫び
初手に商品タイトルをアピールすることは特別珍しいことではないのですが、CM担当の熱意の現れなのか三木谷会長からの指示なのか、楽天モバイルは違いました。タイトルコールからして気合が入っています。
文字で表現すると
( ゚д゚) 楽天 ↑ モッ ↑ バーイル ↑
テンションが無駄に高い。無駄に高音でキンキンくる。うるせえ。
ブランドコールでこの熱量。
深夜海外通販番組のようなイントネーションで「楽天モバイル」と読み上げてくれます。「なんだってジョニー?」的な発音の仕方です。さあ、意識してもう一度読み直してみましょう。
( ゚д゚) 楽天 ↑ モッ ↑ バーイル ↑
うん。だんだん腹が立ってきた。
おかげでただでさえクソ暑い夏の室温が5℃ほど上がりそうです。さすが長年メールの絨毯爆撃がうざいと言われても続けてきた楽天。視聴者の気持ちなどお構いなしです。
米倉涼子さんの熱演が空回り
楽天モバイルのCMはとてもシンプルな構成です。
ピンク?マゼンタ?の背景をバックに女優の米倉涼子さんがプレゼンをするだけです。
「日本のスマホ代は高すぎる」
「事実82.9%の人が下げてほしいと思っている」
冒頭では上記のアピールワードを米倉涼子さんが演技力を全開にして訴えています。しかし、感情的に演技をという指示があったのかどれも怒鳴り声な口調。ところでこの調査結果でいいんですかね。残り18%は富裕層か何かです?
当然、米倉さんは監督の指示通り演技をしただけなのでしょうが、米倉さんの真剣なお顔の演出も相まって「あれ?なんで私は米倉さんに怒られているのだろう?」と錯覚をしてしまいました。
いや、それはそれでご褒美なんですが。え?誤解?気の所為?
で、その後はテンションを落として
- スマホで簡単申し込み可能
- 月額2980円から利用が可能なこと
- しかも最初の1年間はただ
- データ通話使い放題
- 契約期間解約料なし
- 楽天ポイントも貯まる
多少は緩急をつけて淡々と商品の説明を短い時間で説明をしています。この辺りはプロの構成を感じます。
ところがどっこい!
最後にまた
( ゚д゚) 楽天 ↑ モッ ↑ バーイル ↑
クソデカ音量タイトルコールで締めやがる。びっくりするわ。
ちなみに私は米倉さんは「可愛さ」や「若さ」ではなく「強い女性」のイメージ。だから熱情的に訴えるこのCM演出ならミスキャストではないと感じます。
が、通信業は全国から満遍なく客と契約してなんぼの商売。
LINEモバイルなんて加藤翼さんがクルクルと腕回して踊ってるだけのゆるい内容。それでも商品知名度アップには繋がってるようだし、そんな無難な戦略でも良いんじゃないの?と凡夫の頭では感じるんですが、どういう経営判断でこのCMにゴーサインを出したのかどこかのメディアがインタビューして欲しいこのごろです。
まとめ

- 作者:小林史生
- 発売日: 2018/04/06
- メディア: Kindle版
以上、楽天モバイルのCMがうるさいってお話。
結局のところ
- 音量設定がおかしい
- 怒鳴り声
- うるさい
不快な原因はこれに集約されそうです。家にテレビがないので会社の休憩中ぐらいでしか見ないから比較的ダメージは少ないのが幸いでした。
しかしなぜこんなCM構成に?広告屋の社内プレゼンではどういう経緯で勝ち残ったんですって内容です。通信他社のCMはどこも練ってきてレベルが高いし、楽天は新規参入ですから攻める姿勢を見せなきゃ駄目なのはわかります。とはいえいえ空回りしている気がします。
でもまあ楽天だしなあ。
楽天といえば楽天市場やメールなどうざくてなんぼなところがあるしなあ。そういうところってずるいよね楽天。